
結婚記念日お祝いの避けるべき贈り物について
避けたほうがよい贈り物について
冠婚葬祭の贈り物は、現金や品物です。贈り物は、人間関係をスムーズにする、日本の礼儀のひとつでもあります。最近では、そのマナーや慣習もゆるく、薄れつつあります。贈り物のタブーについても、あまり気にする人はいなくなってきています。
とはいえ、せっかくの贈り物でタブーは避けたいもの。知っていけば、相手に不快な思いをさせずに済む、最低限のものをご紹介いたします。
☆ハンカチ
ハンカチとは漢字で「手巾(てぎれ)」と書くため、手切れを連想させるので、NGです。また、白いハンカチは別れを連想させるのでタブーとされています。
☆櫛
「苦」や「死」を連想させる「くし」は縁起が悪い贈り物です。
☆日本茶
弔事に使われることの多い日本茶は、お祝いの贈り物には不適切とされています。しかし、お茶好きな相手へ贈る際には、オシャレなデザインのものを選べば失礼にはあたりません。
☆印鑑
印鑑を贈るということは、責任を持てという意味が込められるため、両親や兄弟、上司以外が贈るのは避けた方がいいでしょう。
☆時計・かばん
時計やかばんは勤勉を意味するので、目上の人に贈るときには注意が必要です。親しい間柄なら問題ありません。
☆履物・マット類
相手を踏みつけるという意味合いから、目上の人に贈る時には注意が必要です。親しい間柄なら問題ありません。
年数ごとに喜ばれる贈り物について
☆結婚1周年
結婚1年目の名称は「紙婚式」ですので、「紙」にちなんだ品を贈ります。
例をあげますと、「本」「アルバム」「手帳」といったものがオススメです。
☆結婚2周年
結婚2年目の名称は「綿婚式」ですので、「綿」にちなんだ品を贈ります。
例をあげますと、「スカーフ」「ハンカチ」「シャツ」「木綿の衣類」といったものがオススメです。
☆結婚3周年
結婚3年目の名称は「革婚式」ですので、「革」にちなんだ品を贈ります。
例をあげますと、「バッグ」「財布」「靴」「ベルト」といったものがオススメです。
☆結婚4周年
結婚4年目の名称は「花婚式」ですので、「花」にちなんだ品を贈ります。
例をあげますと、「花束」「花柄の食器」といったものがオススメです。
☆結婚5周年
結婚5年目の名称は「木婚式」ですので、「木」にちなんだ品を贈ります。
例をあげますと、「苗木」「箸」「木製家具」「観葉植物」「木彫品」「鉢植え」といったものがオススメです。
☆結婚6周年
結婚6年目の名称は「鉄婚式」ですので、「鉄」にちなんだ品を贈ります。
例をあげますと、「鉄鍋」「フライパン」「鉄製品」「ゴルフ道具」「カフス」「キャンドルスタンド」といったものがオススメです。
☆結婚7周年
結婚7年目の名称は「銅婚式」ですので、「銅」にちなんだ品を贈ります。
例をあげますと、「アクセサリー」「マグカップ」「銅製品」「茶器」「ティーポット」「花瓶」といったものがオススメです。
☆結婚8周年
結婚8年目の名称は「ゴム婚式」ですので、「ゴム」にちなんだ品を贈ります。
例をあげますと、「自動車のタイヤ」「自転車」「髪留め」「ベルト」といったものがオススメです。
☆結婚9周年
結婚9年目の名称は「陶器婚式」ですので、「陶器」にちなんだ品を贈ります。
例をあげますと、「花瓶」「コーヒーカップ」「皿」「陶器」「酒器」「飾り皿」といったものがオススメです。
☆結婚10周年
結婚10年目の名称は「錫婚式」ですので、「錫」にちなんだ品を贈ります。
例をあげますと、「茶器」「鍋」「ケトル」「ビアグラス」といったものがオススメです。
☆結婚11周年
結婚11年目の名称は「鋼鉄婚式」ですので、「鋼鉄」にちなんだ品を贈ります。
例をあげますと、「フライパン」「ゴルフ用品」「ステンレス製品」「日曜大工用品」といったものがオススメです。
☆結婚12周年
結婚12年目の名称は「絹婚式」ですので、「絹」にちなんだ品を贈ります。
例をあげますと、「ブラウス」「スカーフ」「パジャマ」「ネクタイ」といったものがオススメです。
☆結婚13周年
結婚13年目の名称は「レース婚式」ですので、「レース」にちなんだ品を贈ります。
例をあげますと、「テーブルクロス」「ハンカチ」「カーテン」といったものがオススメです。
☆結婚14周年
結婚14年目の名称は「象牙婚式」ですので、「象牙」にちなんだ品を贈ります。
例をあげますと、「印鑑」「アクセサリー」「箸」といったものがオススメです。
☆結婚15周年
結婚15年目の名称は「水晶婚式」ですので、「水晶」にちなんだ品を贈ります。
例をあげますと、「クリスタルグラス」「ワイングラス」「アクセサリー」「時計」「置物」といったものがオススメです。
☆結婚20周年
結婚20年目の名称は「磁器婚式」ですので、「磁器」にちなんだ品を贈ります。
例をあげますと、「茶碗」「湯飲み」「酒器」「香炉」「杯」「壷」といったものがオススメです。
☆結婚25周年
結婚25年目の名称は「銀婚式」ですので、「銀」にちなんだ品をプレゼントします。
例をあげますと、「スプーン」「食器」「アクセサリー」「ペア腕時計」「帯留め」「カフス」「写真フレーム」といった銀製品がオススメです。
☆結婚30周年
結婚30年目の名称は「真珠婚式」ですので、「真珠」にちなんだ品を贈ります。
例をあげますと、「アクセサリー」「タイピン」「カフス」「ネックレス」といったものがオススメです。
☆結婚35周年
結婚35年目の名称は「珊瑚婚式」ですので、「珊瑚」にちなんだ品を贈ります。
例をあげますと、「アクセサリー」「指輪」「小物」「インテリア」といったものがオススメです。
☆結婚40周年
結婚40年目の名称は「ルビー婚式」ですので、「ルビー」にちなんだ品を贈ります。
例をあげますと、「イヤリング」「指輪」「ペンダント」「ネックレス」といったものがオススメです。
☆結婚45周年
結婚45年目の名称は「サファイヤ婚式」ですので、「サファイヤ」にちなんだ品を贈ります。
例をあげますと、「イヤリング」「指輪」「ペンダント」「ネックレス」といったものがオススメです。
☆結婚50周年
結婚50年目の名称は「金婚式」ですので、「金」にちなんだ品を贈ります。
例をあげますと、「金杯」「ペア腕時計」「指輪」「ネックレス」「ブレスレット」「金箔の漆器」「インゴット」といったものがオススメです。
☆結婚55周年
結婚55年目の名称は「エメラルド婚式」ですので、「エメラルド」にちなんだ品を贈ります。
例をあげますと、「イヤリング」「指輪」「ペンダント」「ネックレス」といったものがオススメです。
☆結婚60周年
結婚60年目の名称は「ダイヤモンド婚式」ですので、「ダイヤモンド」にちなんだ品を贈ります。
例をあげますと、「イヤリング」「指輪」「ペンダント」「ネックレス」といったものがオススメです。
夫婦へのプレゼントのマナーについて
小物やアクセサリーを贈る際は「個数を2個」または「色がペアになる」ようにプレゼントしてください。
お祝いの金額の相場について
結婚記念日の金額の相場は、
「通常の結婚記念日」か
「結婚25周年の銀婚式」や「結婚50周年の金婚式」や「結婚60周年のダイヤモンド婚式」など特別な結婚記念日か
によって異なります。
☆通常の結婚記念日の金額の相場
通常の結婚記念日でお祝いを贈る場合の金額の相場です。
お祝いの品を贈る場合は、個人が別々に贈るのもよいのですが、子供全員とか教え子有志とか、グループで高価な記念品を贈るのもよろしいでしょう。
両親への金額の目安・・・5千円~1万円
親類への金額の目安・・・5千円~1万円
友人・知人への金額の目安・・・3千円~5千円
☆特別な結婚記念日の金額の相場
「結婚25周年の銀婚式」や「結婚50周年の金婚式」や「結婚60周年のダイヤモンド婚式」など、特別な結婚記念日でお祝いを贈る場合の金額の相場です。
お祝いの品を贈る場合は、個人が別々に贈るのもよいのですが、子供全員とか教え子有志とか、グループで高価な記念品を贈るのもよろしいでしょう。
両親への金額の目安・・・1万円~2万円
親類への金額の目安・・・1万円~2万円
友人・知人への金額の目安・・・5千円~1万円
のしの表書きの書き方や水引の選び方について

水引:紅白や金銀の蝶結び
のし:あり
表書き/上書き:「御祝」「祝◯婚式」「◯婚式御祝」など
(◯のところには、「ルビー」や「金」などお祝いの名称を入れてください)」
表書き/姓名:上書きよりやや小さめのフルネーム
夫婦連名での名前の書き方について

夫はフルネームで、妻は名前だけを夫の位置に揃えて書きます。
3名までの連名の場合の名前の書き方について

地位や年齢が上位の人から順に、右から書きます。
同じ立場の人同士なら、あいうえお順に右から並べます。
4名以上の連名の場合の名前の書き方について

代表者の氏名を中央に書き、その左横に「外一同」とする。
また、グループの名称があれば「◯◯会有志」などとします。
周年ごとのお祝いの名称について
結婚1年目:「紙婚式」
結婚2年目:「綿婚式」
結婚3年目:「革婚式」
結婚4年目:「花婚式」
結婚5年目:「木婚式」
結婚6年目:「鉄婚式」
結婚7年目:「銅婚式」
結婚8年目:「ゴム婚式」
結婚9年目:「陶器婚式」
結婚10年目:「錫婚式」
結婚11年目:「鋼鉄婚式」
結婚12年目:「絹婚式」
結婚13年目:「レース婚式」
結婚14年目:「象牙婚式」
結婚15年目:「水晶婚式」
結婚20年目:「磁器婚式」
結婚25年目:「銀婚式」
結婚30年目:「真珠婚式」
結婚35年目:「珊瑚婚式」
結婚40年目:「ルビー婚式」
結婚45年目:「サファイヤ婚式」
結婚50年目:「金婚式」
結婚55年目:「エメラルド婚式」
結婚60年目:「ダイヤモンド婚式」
おすすめの筆記用具について
表書きは墨をつけて筆で書くのがマナーです。毛筆か筆ペンを使って書きます。「墨の濃いもの」を選んで下さい。
万年筆やボールペン、フェルトペンなどは避けましょう。
「冠婚葬祭とおつきあい」より
「贈り物とお返しのマナー事典」より
「知識ゼロからの喜ばれる贈り物のマナー」より



