
結婚30周年の避けるべき贈り物について
避けたほうがよい贈り物について
冠婚葬祭の贈り物は、現金や品物です。贈り物は、人間関係をスムーズにする、日本の礼儀のひとつでもあります。最近では、そのマナーや慣習もゆるく、薄れつつあります。贈り物のタブーについても、あまり気にする人はいなくなってきています。
とはいえ、せっかくの贈り物でタブーは避けたいもの。知っていけば、相手に不快な思いをさせずに済む、最低限のものをご紹介いたします。
☆ハンカチ
ハンカチとは漢字で「手巾(てぎれ)」と書くため、手切れを連想させるので、NGです。また、白いハンカチは別れを連想させるのでタブーとされています。
☆櫛
「苦」や「死」を連想させる「くし」は縁起が悪い贈り物です。
☆日本茶
弔事に使われることの多い日本茶は、お祝いの贈り物には不適切とされています。しかし、お茶好きな相手へ贈る際には、オシャレなデザインのものを選べば失礼にはあたりません。
☆印鑑
印鑑を贈るということは、責任を持てという意味が込められるため、両親や兄弟、上司以外が贈るのは避けた方がいいでしょう。
☆時計・かばん
時計やかばんは勤勉を意味するので、目上の人に贈るときには注意が必要です。親しい間柄なら問題ありません。
☆履物・マット類
相手を踏みつけるという意味合いから、目上の人に贈る時には注意が必要です。親しい間柄なら問題ありません。
喜ばれる贈り物について
結婚30周年の名称は「真珠婚式」ですので、「真珠」にちなんだ品を贈ります。
例をあげますと、「アクセサリー」「タイピン」「カフス」「ネックレス」といったものがオススメです。
また、素材にかかわらず、小物やアクセサリーを贈る際は「ペアになる」ようにプレゼントしてください。
お祝いの金額の相場について
お祝いの品を贈る場合は、個人が別々に贈るのもよいのですが、子供全員とか教え子有志とか、グループで高価な記念品を贈るのもよろしいでしょう。
両親への金額の目安・・・5千円~1万円
兄弟・親類への金額の目安・・・5千円~1万円
友人・知人への金額の目安・・・3千円~5千円
現金を贈るのは失礼か
現金でお祝いをする場合は、夫婦が活動的で使い道がすぐに連想されるといったときに限ります。
せっかくのお祝いを使って買い物などをするのに、他の人の援助がなければ出かけられないという状態のお年寄りには、かえって負担になるかもしれないということを十分に考えてお贈りください。
お祝い金は新札を入れるのがマナー
結婚記念日へのお祝いの気持ちと、清浄なものを贈る意味でも、必ず新札を用意してください。
お祝いを郵送する場合のマナーについて
お祝いを現金書留で送る場合は、
現金書留封筒に折らずに入る小さめの祝儀袋に、手渡す場合と同様に、のしの表書きなどを書いたあとに現金を入れ、送ります。
お祝いを贈る時期について
お祝いの品を贈る場合は、「パーティなどの一週間前まで」に贈ってください。
現金なら当日でも構いません。
のしの表書きの書き方や水引の選び方について

水引:紅白や金銀の蝶結び
のし:あり
表書き/上書き:「真珠婚式御祝」「祝真珠婚式」「御祝」など
表書き/姓名:上書きよりやや小さめのフルネーム
夫婦連名での名前の書き方について

夫はフルネームで、妻は名前だけを夫の位置に揃えて書きます。
3名までの連名の場合の名前の書き方について

地位や年齢が上位の人から順に、右から書きます。
同じ立場の人同士なら、あいうえお順に右から並べます。
4名以上の連名の場合の名前の書き方について

代表者の氏名を中央に書き、その左横に「外一同」とする。
また、グループの名称があれば「◯◯会有志」などとします。
おすすめの筆記用具について
表書きは墨をつけて筆で書くのがマナーです。毛筆か筆ペンを使って書きます。「墨の濃いもの」を選んで下さい。
万年筆やボールペン、フェルトペンなどは避けましょう。
お祝いメッセージの文例について
・ご結婚三十周年のお祝いを申しあげます。お二人の歴史は、まさに真珠のように美しく、私たちもそのように年を重ねたく思います。今後ともお幸せに。
・真珠婚式を祝します。お二人で刻まれた、三十年の年輪は、何ものにもまさる尊い印でしょう。これからも、さらに年輪を増やしてください。
・お父さん、お母さん、真珠婚式おめでとうございます。私も結婚して初めて、長い年月を一緒に歩むことの重みを感じています。お二人に感謝を込めて。
・結婚記念日心からお祝い申し上げます。
・結婚記念日おめでとう。いつまでもお元気で。
・愛の記念日おめでとう。年とともに愛もさらに深まりますようにお祈りいたします。
「冠婚葬祭とおつきあい」より
「贈り物とお返しのマナー事典」より
「冠婚葬祭 手紙スピーチ全書」より
「NTT D-MAIL」より







